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ショアジギングのような高速リトリーブはハゼ釣りにはありません

ハゼと言えば、小物釣りの定番魚で、子供でも手軽に釣れる人気のターゲットです。淡水釣りのシーンでは、その奥の深さから、「フナに始まりフナに終わる」と言われますが、海水釣りは「ハゼに始まりハゼに終わる」と言われます。フナ釣りもハゼ釣りも、「釣り」というアクティビティの基本的な技術をすべて網羅しています。この釣りで習得したテクニックは、その後のあらゆる釣り人生において、必ずベースとなる基本の技術をすべて網羅した釣りとなります。

しかし、「フナに始まりフナに終わる」も、「ハゼに始まりハゼに終わる」も、ともにエサ釣りを前提とした格言です。時代の流れとともに、釣りの理論もメソッドもタックルも、大きく進化を遂げています。とりわけ、かつては、本物の餌に似せたものであるため、「疑似餌」と呼ばれていた「ルアー」の進化は目覚ましく、現在では自然界に存在するリアルな餌とは似ても似つかぬもの、例えばスピナーベイトやタイラバなどで魚を釣る技術もどんどん確立しています。そして、これまでは虫エサなどでしか釣れないと思われていたハゼも、小型のクランクベイトやワームなどのルアーで釣れることがわかり、虫エサを触れない人がルアーを使い、ゲーム感覚でのんびりハゼを釣って遊ぶということもできるようになっています。

リールは小型のシャロースプールのスピニングリールがいいでしょう。番手はズバリ2000番をおすすめします。ラインキャパを考えれば1000番でも全く問題ないのですが、スプール径の小さい1000番のリールよりも、2000番のリールの方がライントラブルが少なく、ハゼ釣り以外の汎用性も高いと思います。また、ルアーでハゼを狙っていると、セイゴ(スズキの幼魚)やカイズ(クロダイの若魚)、エイなど、思わぬ大物が掛かることもありますので、2000番を装備しておいたほうが安全です。ギアはハゼの場合はノーマルギアがいいでしょう。ショアジギングのような高速リトリーブはハゼ釣りにはありません。基本はスローリトリーブです。

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ハゼ釣りに使用できるルアーは、小型のものであればなんでも使えますが、ボトムでアクションさせる釣りなので、着底させることができるものを使います。小型のスプーンや、潜行タイプの小型クランクベイト、ジグヘッドリグなどが向いているでしょう。クランクベイトは、ハゼがエサとして認識して食いついてくるというよりも、ハゼの縄張り意識を刺激し、動いて接近してくるものに対して無意識に突進してくるという、どちらかというと、アユの友釣りに似たメカニズムになります。

ここからは、ハゼをルアーで釣るハゼングの実践について説明して行きます。まずは基本的なこととして、ハゼ釣りがショアから楽しめるのは初夏から晩秋までです。水温が低い冬から早春にかけては沖の深場に落ちています。水温の上昇とともに接岸し、盛夏になれば非常に浅い岸ギリギリのところまでエサを求めて接近してきます。そのため、ハゼングがやりやすいのは夏から初秋にかけての時期となります。

今回は、ルアーを使ってハゼを釣る「ハゼング」について説明していきたいと思います。

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ワームを使えば、手返しよくハゼを狙えます。エサを付け替える手間がないからです。キャストをし直す際も、付け替えずに投げることができます。また、魚が釣れてもワームが残っていることが多いです。そのまま繰り返し使えます。

また、船着き場など、小型船舶が停泊し、影ができているような場所は、ハゼが多数身を潜めている事が多いため、丹念に探りたいポイントとなります。停泊している船の直下や、船舶の出入り口付近にできる、船の出入りによって底砂が掘られた駆け上がりの部分を重点的に攻略します。エサ釣りとは違い、ハゼをおびき寄せる能力はルアーにはないので、基本は移動しながらハゼがいる場所を探し求めるランガンスタイルになります。

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PEラインを使わない場合は、メインラインはフロロカーボンの6lb(1.5号相当)位が良いでしょう。ナイロンラインよりも硬い使い勝手ではありますが、ハゼはベタ底狙いなので、ルアーの操作性を考慮すると、比重の高いフロロカーボンラインが向いています。

近年アジングで主流になっているタイプのワームですが、ハゼ釣りにもおすすめの商品です。

ハゼはワームの匂いに惹かれてついばみますが、エサとは違いすぐに口から出してしまいます。そのためアタリを感じたらアワセが必要となります(アタリはコツコツと明確です。

ハゼは小さくても獰猛な魚で歯もあり、餌にアタックすると食いちぎる勢いで暴れます。

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