「ウキフカセ釣り」昼間はどんぐりウキのあたりを楽しみ、夜は電気ウキでワンチャン大物!!

当日は西南西の波形で前回の悪い条件が記憶から蘇ったが、北風が強く吹く予報で一番入りたい釣り場へ行けずであった。この釣り場は神奈川県でも屈指の入江で12月から翌年の4月まではハイシーズンらしい!?　ちなみに去年の夏にここへ来て夜釣りをやったがクサフグの猛攻に合い坊主を食らったこともあった。
昼間は暑く防寒がいらないくらい気温が上がり服装が難しい。

現場につき釣り場を見渡すと潮は干潮どきで釣れる気配が一切感じられない。19時頃満潮になりその前後が釣れどきと考えていた。昼間は何でもいいのでとにかく魚を釣りつつ状況を把握しそれに対応する仕掛けを作り上げることが目的であった。
また、地形や潮流を頭に入れ攻め方のイメージを強くしたかった。
水深は1.5mくらいで潮が上がれば2mを超える箇所が出てくる程度の浅場である。
魚は回遊してくる大きな個体を狙う釣り方になる。
なのでコマセは集魚力が高いものが必要と考えた。

仕掛け
ロッド：SHIMANO BBXスペシャルMZ III　1.2号
リール：SHIMANO ハイパーフォースSUT 2500番DXXG
ライン：DUEL HADOCORE パワーフカセ3号
ウキ：SHIMANO FIRE BLOOD　サイズS　浮力G3からB
棒ウキ：釣研スリムグレ0号
ハリス：シーガーグランドマックスFX2.0号　夜は2.5号
針：gamakatsu 一刀グレ3号　

コマセ
V9特用とパン粉1kgにチヌにはこれだを一本

足元を狙うと魚の警戒心が強くなると思い対岸の磯きわをポイントと定めた。
昼間はベラばかり。だがフグよりましなのでいっぱい釣ってやろうと開き直る。
日が沈み夜釣りの準備をした。

仕掛け
ウキ：冨士灯器3B
に変更しサルカン上に3Bのガンダマを打った。

しばらく餌が盗られない、アタリが無い状況が続いた。
昼間と違い小魚がいない状態だ。これはこれで寂しいが釣りはやりやすい。
潮が満ち下げ始めのタイミングでウキに大きなあたりがあった。
合わせると竿にいい感触が伝わる。これは大きいぞと確信した。
釣り上げると尺は確実に超えているであろうクチブトメジナだった。