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1つ目の工程は ビミニツイストでダブルラインを結ぶ工程です

ダブルラインを使用する複雑なラインシステムも、使い方次第では効果的です。 というのも、メインラインを2重にしてショックリーダーを結び付けるため、ライン同士の摩擦抵抗力が効果的に発生するメリットや、ショックリーダーとメインラインとの太さの差異が小さくなることで、結束強度の低下を抑制することができるメリットなどを享受することができます。
そのため、ショックリーダーとメインラインとの太さの差異が大きくなりやすい「スーパーゲーム (大物狙い)」においては、現在でもダブルラインを使ったラインシステムが第一線で活躍しています。

1つ目の工程は、ビミニツイストでダブルラインを結ぶ工程です。ダブルラインとはその名のとおり、二重のラインを作ります。ダブルラインを結ぶ方法もいくつかありますが、簡単で強度100%を誇るビミニツイストという結び方で結んでいきましょう。

ダブルラインの調節をせずに締め込んでしまうと、ダブルラインの長さがバラバラになってしまい、強度が落ちたり、ガイドに引っかかりやすくなったりしてしまいます。メインラインを締めこめたらもう1度リーダーを引っ張って抜けないか確認します。最後まで気を抜かずに丁寧に締め込みましょう!

ダブルラインでは最も一般的で、結びの強度は折り紙付き。クッション性も高いので、動きの早い魚にも対応できる。

ハーフピッチで仮止めしたら、輪っかの部分の2本をまとめて、PEラインの先端部分でエンドノットをします。エンドノットができたら、結び目を唾液で湿らせて、ゆっくりと引き締めていきましょう。これで、ビミニツイストによるダブルラインの完成です。次の工程で、リーダーを結びつけていきます。

強度100%を目指すなら最強のキングノットを覚えましょう。今でこそ、FGノットなどの摩擦系ノットが広く普及していますが、ダブルラインを作って結ぶキングノットは最強の強度を誇ります。そのためすっぽ抜ける心配がなく、ラインブレイクした際も簡単に結び直せるのです。皆さんもぜひマスターしてみてください!

ダブルラインを使用したラインシステムは、当時のPEラインの弱点に適応したものでしたが、ルアーのキャスト時には、ダブルライン部をロッドのガイドリング内に巻き込まなければならず、ライントラブルが発生しやすい問題を抱えていました。
やがて2000年代に入り、手頃な価格であっても、部位ごとの強度の均一性が安定している高品質なPEラインが入手できるようになります。
その結果、「FGノット」や「PRノット」に代表される、ショックリーダーにメインラインを幾重にも編み込むことで、結び目に強い力が加わった際に、編み込んだ部分の摩擦抵抗力で結び目のすっぽ抜けを防止する「摩擦系ノット」が考案されました。
摩擦系ノットは、基本的に結び目が1つしか無く、且つ結び目の大きさも小さいため、ダブルラインの存在は瞬く間に影を潜めてしまいました。

作った八の字の結び目に、ダブルラインを通していき、結んでいきます。リーダーの端から、ダブルラインの輪っかを通し、八の字の結び目の部分を下から上に通します。
ダブルラインが八の字の下まで到達したら、爪で軽くかくようにダブルラインを出してあげると、下から上に通しやすいでしょう。通せたら、写真のように八の字の片方の輪っかからダブルラインが出てきます。

8の字の輪の下側から滑らせるようにダブルラインを入れ、爪先でたぐるようにするのがコツです。

最低40センチのダブルラインを作る。ダブルラインは三つ編みがおすすめです。三つ編みの特徴は結節強力が高く、安定して90%前後出ることです。いっぽう最もポピュラーなビミニツイストですが、こちらはあまり強度がでないのと、ばらつきが激しく毎回結ぶごとに強かったり弱かったりするといった理由でおすすめできません。結節強力は、80%以上出るという方もいるのですが、私は不器用なのでどうしても調子のいいときで80%しか出せませんでした。ひどいときには60%というときもありましたね。さて三つ編みのやりかたなんですが、私は絵がへたなのでこちらのサイトに丸投げします⇒ygkよつあみのサイトですまことに不甲斐ないです。

まずリーダーを手に取り、小さな輪っかを作ります。この輪っかに、リーダーの先端を2回巻きいて、両側に軽く引っ張っていきます。するとリーダーに八の字の結び目ができます。この八の字の中に、先ほど作ったダブルラインを入れて結んでいくので、強く締めつけないように気をつけましょう。

キングノットは、リーダーがすっぽ抜けたときも、多くの場合ダブルラインの部分は無傷で回収できます。そのためラインシステムを作り直す際は、リーダーを結びつけさえすれば大丈夫です。すっぽ抜けた場合でも、ダブルノットは摩擦系ノットのように一からラインシステムを作り直す必要がないのです。

2つ目の理由は、たとえすっぽ抜けてももとに戻すのが簡単です。キングノットは強度が高く、すっぽ抜けることはほとんどありませんが、リーダーを結び直す場合でも非常に簡単です。
その理由としてキングノットは、大きく分けてダブルラインを作る工程と、ダブルラインにリーダーを結びつける工程の2つに分かれるからです。

2つ目の工程は、作ったダブルラインにリーダーを結びつける工程です。慣れるまでは少しコツがいりますが、3回ほど練習すればマスターできるでしょう。釣り場で面倒なリーダーの直結が簡単にできます。完成までもう少しです!

1990年代後半に登場した「PEライン」は、低伸縮性や直線強度の高さが注目を集めました。 PEラインは、他のラインよりも高価で、ショックリーダーを結び付けるラインシステムが必要ではあったものの、それまでの定番だった「ナイロンライン」と比較して、ルアーの操作性や飛距離が飛躍的に向上するため、アングラーの間で急速に普及しました。
ところが、当時のPEラインは、部位ごとの強度の均一性が不安定なものが多く、強い力が加わると、メインラインとショックリーダーとの結び目が破断してしまうことが度々ありました。
そのため、「ビミニツイスト」などの結び方で、メインラインの先端部に「ダブルライン」と呼ばれる輪を作り、ダブルラインの2本のラインをまとめてショックリーダーを結び付けることによって、ブレイクポイントとなる結び目の強度を高めるラインシステムが不可欠だったのです。

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