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マイワシをハリに付けて泳がせ それを食うヒラメを釣るワケです

ヒラメが掛かったら重量感を感じますので、あとは竿の角度を保ったまま、一定速度でリールを巻きます。道糸と仕掛けの接続具まで巻き上げたら竿を立ててヒラメを海面まで浮かせます。

D-MAXライトヒラメでは編み込み結びを採用していたがこの仕掛けでは深海結びを採用。私が釣行する際、仕掛けの寸法は状況しだいでその都度変えるのが常。また親、孫バリがある仕掛けゆえオマツリした際もサルカン部から切ってハリスを引き抜いてオマツリを解消する場面も多い。非常に手早く結べる深海結びはヒラメ釣りにはぜひ身につけておきたい結びスキルと考えている。その一方で結びの強度も充分で信頼できる。また、ハリスのヨレを取りやすい事も、活きイワシを元気に泳がせる一助になることも見逃せない。

誘い(1)竿をゆっくりと頭上付近まで持ち上げてアジを上方に泳ぎあがらせる → 海底のヒラメにエサに気付かせ、見せる動作。ゆっくりと竿を頭上まで持ち上げていこう。誘い(2)ゆっくりと竿先を海面まで下げていき、アジを海底付近までゆっくりと送り込む → エサがヒラメの目の前に降りて来ている状態、ヒラメがいつ襲いかかろうかとタイミングをはかっているようなイメージ。誘い(3)再びゆっくりと竿先を上げて、海面から50cmで固定する → 目の前まで降りてきたエサがちょっと逃げるような動きをさせることでヒラメと飛び付かせるイメージ。

「こんなでっかいヒラメ見たことねぇや!」とお得意のジョークを発射する船長の顔にはようやく笑顔が見られた。

ヒラメは海底に潜みエサを待ち伏せする魚。
釣り方は、エサのイワシを底から1mくらい上にキープするイメージでタナを取るのが基本。

タナの取り方は、竿先をやや斜め下に構えてオモリを着底させて糸フケを巻き取り、50cmほど竿先を持ち上げて完了。
一定のペースでオモリを底に着けてタナをキープする。
「アタリを待つとき、海が穏やかなときはしっかり竿先を止めて集中します。逆に波などで船が大きく上下動するときは竿を操作してかわし、仕掛けの位置を安定させます。いずれにしても、大事なのはエサに気づいたヒラメに違和感を与えないように、できるだけ一定のタナでイワシを泳がせて食い気を誘うことです」と船長。
一方で、潮が濁っていたり活性が低いなどアタリが遠いときは、ヒラメの鼻先にイワシを泳がせるイメージで、オモリが底に着いたり離れたりする状態にする。

また、澄み潮で活性も高くアタリが頻繁にあるときは、徐々にタナを上げていくのも一手。
タナを上げるとアタリは減るものの、エサを食い込んだあとヒラメが底に戻ろうとして反転するためハリがガッチリ掛かるそうだ。

少し風が吹いており、波もあったため恐らくヒラメがアタックしてきた時に何かしらの違和感を察して放してしまったのだろう。次にアタったら船の揺れをかわしながらヒラメの食い込みを待ってみようと思い、再びイワシをセットして仕掛けをおろす。

少し弱って海中を弱々しく逃げるアジは、ヒラメにとって捕食しやすい特エサになるケースも多い。ただし、イワシについては弱ってしまうと泳ぎ逃げることをしなくなり、ヒラメへのアピールがなくなり食いが悪くなるとされているので、弱ったイワシは交換する方が良い。

最後は船長さんやお隣さんにタモですくってもらいますが、海面まで浮かせたヒラメの頭からタモに滑らせるように誘導してネットインしましょう。

ちなみに今期の国崎沖のヒラメは、非常に好調で、連日トップで2ケタ前後の釣果が出ており、ボウズになる人も少ない。防寒対策をしっかりして挑めば、好釣果に恵まれそうですよ!

LTヒラメについては「釣りビジョン」のホームページにも掲載されています♪オフショアマガジン「千葉県・外房、大原沖でヒラメ解禁!横流しのLTに挑戦」

釣り方を説明します。エサとなるのは生きたマイワシ。マイワシをハリに付けて泳がせ、それを食うヒラメを釣るワケです。

こだわった部分がある一方。結びの簡素化やサクサスの採用を見送るなどコストを削った部分もあるこの仕掛けだが、価格を抑えることも考慮されている。根掛かりやオマツリなど仕掛けの消耗が激しいヒラメ釣りだが、ヒラメを釣ったあとハリスに少しでも傷がある場合も躊躇なく交換したいもの。値上げばかりの世の中だが、仕掛けを惜しんで大ヒラメを逃しては泣くに泣けない。替えバリは3組入っているので上手く活用して頂きたい。

取材でお世話になったのは、三重県鳥羽・国崎港の宏漁丸と功成丸。大型快適船で、どちらも面倒見のよい船長さんがいます。 冒頭でも述べたように、今期は絶好調のヒラメ釣り、ぜひぜひ足を運んでみてください!

辛抱の末にキャッチした人生初ヒラメに嬉しさをにじませた。

エサが付け終わり、あとは船長の指示で投入ということになるが、「誰よりも早く海底まで」は、ヒラメ釣りではさほど重要な要素ではない。それよりも仕掛けを絡ませないよう、エサに刺した針が外れないよう、アジを弱らせないように海底まで届ける事のほうが重要な要素。投入の合図があったら丁寧にアジを海に沈め、続いて手の中で糸を滑らせるようにオモリを投入し、オモリの投入を終えたらロッドキーパーから竿を外してリールのクラッチを切り、指でスプールに軽くブレーキを掛けながら海底までエサを届けよう。

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