アジングに釣れない時期ってあるの?ベストシーズンはいつ?
ベイトが小魚の時にはラメの入ったクリア系もおすすめです。水やその場の光の具合によって変化もしやすくマッチザベイトを演出しやすく、活性が高い状況下ではこのカラーでしか食ってこないときもあるほど、夜のアジングでは一つは常備しておきたいカラーです。
漁港などにある常夜灯の明かりにはプランクトンが集まり、そのプランクトンを捕食しにアジが集まってくる傾向にあり、常夜灯周りはアジの居場所を一目で把握することができる一級ポイントとして名を馳せていますが、では夜のアジングは常夜灯がなければ成立しないのか?となると話は別。常夜灯のない真っ暗な場所であっても問題なくナイトアジングを成立させることができますし、真っ暗な場所のほうがサイズの良いアジが出やすい傾向にあるため、脱ビギナーを目指すなら真っ暗な場所でのナイトアジングも視野に入れておきましょう。
そして、夜のアジングでは「フォール」主体の釣りがおすすめです。カウントダウンにてアジのいる場所へワームを落とし込み、チョンチョンとロッドをシェイクし、そのままカーブフォール。アジングの基本テクニックとなりますが、夜のアジングはこの釣り方が主となり、最もよく釣れる釣り方だと言えるため、まずはフォール主体の釣りから始め、反応が悪ければダートやただ巻きなど、他の釣り方を試してみるのがベスト。
アジングに釣れない時期ってあるの?ベストシーズンはいつ?
美味しい大衆魚の代表格アジをルアーで狙う「アジング」は、その奥深さから年々釣法が進化。「でも、そもそもは誰でも手軽に楽しめるライトゲームとして始まったわけですわ」と言う、ビギナーの救世主“ヒロセ☆マン”こと広瀬逹樹氏が、海釣り入門者をアジングの世界へと誘います!
広瀬「アジング用ロッドは、アタリをとって瞬時にかける、サオ先に張りのあるタイプが主流ですが、入門者の方にはアタリがあってもハリがかりしない「バイトを弾く」という現象が多発します」
広瀬さんに1分で納得できちゃうアジングの入門講座を語っていただきました! ぜひ参考にしてみてください。
そして、夜のアジングでは「何時〜何時にアジが釣れやすい」というものはなく、ずっと一晩中アジが釣れてくれることもあれば、あるタイミングだけ回遊が集中することもあり、どの時間帯にアジが釣れやすいのか?を判断することができません。その判断基準として「潮」があり、例えば潮が動いているタイミング、潮が動き出すタイミングなど、潮が釣果に与える影響は非常に大きいため、タイドグラフとにらめっこし、潮が動いているタイミングに始め、潮止まりのタイミングで帰る・・・という釣行スケジュールを立てる人が多いですね。
広瀬「アジ釣り場はズバリ、漁港や堤防の夜の常夜灯周りです。理由は、常夜灯の明かりにプランクトンや小魚が集まり、それらを狙ってアジも集まってくるからです。漁港や堤防なら足場が良く、常夜灯の明かりがあって釣りもしやすいので、ビギナーの方も手軽にアジングを始められます。常夜灯の明かりが届かない暗がりを探れば、サイズアップも狙えます」
アジング大好き集めれ!!
ナイトアジングを楽しむ時間帯ですが、その言葉通り「夜の時間帯」であれば、いつでも成立させることができます。ただ、やはり釣りのゴールデンタイムといえる「まずめ」の時間帯にアタリが集中することが多いため、夜にアジングを楽しむときは夕まずめ、朝まずめのいずれかを絡ませるタイムスケジュールを組み込むことをおすすめします。
広瀬「アジングの釣り方は、投げて着水直後、または2、3秒沈めてから1秒でリールひと巻きほどの速さのただ巻きで探ります。アタリがなければ、次のキャスト後の巻きはゆっくり、あるいは速くして速度変化でアジの反応をチェックしていきます」
さて、次回のテーマは「季節別の釣り方」について、詳しくお届けする予定です。また次回も「初心者でも安心!アジングHow to」をお楽しみに!
夜のアジングは使うワームのカラーが大事です。ルアーは基本ジグ単(ジグヘッド+ワーム)ですが夜という状況下では、暗い中でのアピール力のほかに、アングラーの操作性を確保するための視認性も重要でそのふたつが夜のアジングに用いるワームのカラー選びの前提になります。
広瀬「そのほかに1gと2~2.5gを用意すれば、状況変化の対応幅が広がります。アジングワームは食いが渋いときにも微波動が効く万能ピンテールタイプと、ボディのリブが水を噛んで波動でアピールできるリングタイプを用意。サイズは2~3inが基本と考えてください。カラーはクリア系とグロー系の2色。どちらに反応が良いかを試します」